2011/5/11 井ノ倉茶園茶摘み体験 IN TSUKIGASE

2011.05.14

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昨年の手摘み茶後、お客様から手摘み茶をやってみたいと希望される方が沢山おられたのと、
私自身も茶畑でお茶に触れて頂きながら、私のお茶がどのように作られるのか、お茶のことを少しでも理解して頂きたかったという想いから、近年、お近づきになれた方を中心に茶摘み体験のご案内をお出ししました。

茶園の管理は順調でしたが、予定日の11日の降水確率が日に日に高くなり、日程を延期するべきか、それとも少しだけ摘んで、畑を観ながらの昼食会をメインに実施しようかと悩んでいましたが、やはり皆さんがこの日のために予定を調整して参加頂くのですから、私達の日ごろの仕事ぶりをありのまま感じて頂く事が、今回の趣旨の沿っていると判断し予定どおり開催する事に致しました。

5月11日朝7時頃から皆さんが続々と茶園にお車でお越しになりました。
遠方は東京から、神戸、大阪、和歌山からも、また地元の奈良から、総勢80名の方にお集まりいただき、そこに月ヶ瀬の20名の方が参加して頂き、茶摘みがスタートしました。
「一芯二葉」という茶摘みの方法をお教えした後、茶摘みが始まりました。

さいわい雨は小降りになり、皆さんの様子は活き活きとされているように見えました。

お客様からの感想も良かったので少し安心しました。

雨にぬれた茶葉はつるつる光ってとてもきれいで、摘むと若い香りがします。
たちこめてきた霧は幻想的な雰囲気を演出してくれました。
お客様から「これからは煎茶を淹れる度に、茶畑の自然の中で出会った色や香り、音を思い出し、たくさんの事に感謝することになるでしょう」というメールも頂きました。
当日雨の中一生懸命摘んで頂いている姿、後日送られてくる御礼のお手紙やメールに感動しました。これらは、私たちにとっては大きな自信につながります。
このたび雨にもめげずに最後までしっかり収穫して頂いたこと、本当にありがとうございました。
井ノ倉茶園  井ノ倉光博 幸