Archive for 2月, 2011:

奈良ホテル

2011.02.13

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昨年末、奈良ホテル様に私の大和茶のラインナップの中から“かぶせ煎茶の玉響/たまゆら”をご提案させて頂きました。
ひとりでも多くの方に奈良の大和茶を伝えて頂きたくて、私のお茶に対する想いをスタッフの皆さまに聞いて頂きました。

結果、皆さんに共感して頂き、2010の平城遷都1300年祭が終わったあとの企画として考えておられた正月メニューのひとつとしてティーラウンジで採用していただくことになりました。
又、お正月の間だけ全客室に、奈良ホテル仕様の「極上かぶせ煎茶“玉響/たまゆら”」を置いて頂く事になりました。
その後、通常メニューとして正式に採用していただくことになりました。
ティーラウンジでの大和茶のセッティングについても提案させて頂きました。
山本直美さんのヒノキの盆、“玉響”の青い水色(すいしょく)が映える小ぶりの透明グラス、水野博司さんの二人用オリジナル急須、それらが緑の美しいティーラウンジに調和していると思います。

2011/2/11、奈良ホテル様からお招き頂き、美味しいお茶の淹れ方講座を実施しました。
一度に8個以上の急須を使い、湯を冷まし、茶葉を入れ、お茶の広がりを見て、淹れるタイミングを計り、一方では説明して行くのが大変でしたが、お客様には喜んで頂いたと思います。この講座については空中大和茶カフェの経験が活かせたと改めて実感しました。

http://www.narahotel.co.jp/restaurant/season_page_04.html#ev04_03

2011/2/3~6TEIBAN展

2011.02.08

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前回に引き続き、新宿パークタワーOZONEで行うTEIBAN展は3回目です、垣本鉄工所さんとのコラボレーションにより、設えが前回よりさらにバージョンアップしました。黒滝村の徳田銘木さんの檜の天板に磨きステンの脚の茶机、丸山繊維さんの蚊帳生地も用いて垣本さんが制作した照明スタンド、畑のギャラリーから持ってきた本棚と椅子でInokuraの雰囲気も残し、白い犬の山本さんの演出で檜の鉋クズを丸めたオブジェが空間に漂い、全体として“ほっこり”とした雰囲気をかもし出して頂きました。
今回は、商品のラインナップも増え、お茶の種類ごとに名前も付け、オリジナル茶缶も作りました。ギフト商品も充実させて、水野博司さんにお願いしたオリジナル急須、刺し子生地で作ったオリジナルバッグと、売り場を想定した形でのぞみました。

前回は一人で大変だったので今回は妻にも参加してもらいました。会場の真ん中で茶農家の仲間たちによって行われている空中大和茶カフェにもお客様が途切れたら参加しようと思いつつも、このたびの良い場所と設えのおかげで、沢山のお客様が来て頂き、自分のブースでお茶の淹れ方と想いを伝える事だけで精一杯でした。
12月のTEIBAN展に来て頂いた時のお客様も何人か来て頂き、これがリピーターと言う感動なのですね、むちゃくちゃ懐かしく親しく感じられました。前回の時お名前を書いて頂いた方に年賀状しか出さなくて、今回の案内が出来なかった事、ブログの更新が止まっていた事が恥ずかしく思います。「あれからお家で淹れてみたけどあの味が忘れられなくて」と言って来て頂いたお客様もおられました。お茶好きな人がまだまだ沢山おられる事、本当に勇気づけられます。田舎者の私でも飲まれている方の表情で分かります。美味しくて感動されている時はだれでも朗らかな顔をになります。私はその笑顔を見るために精一杯頑張ってるのだとと思います。そのことが何よりものモチベーションにつながっています。

今回は百貨店の各バイヤーの方も多く来て頂きました、又この新宿パークタワー内パークハイアット東京の皆さまもブースに来て頂き、ピークラウンジで御使い頂いている、“玉響/たまゆら”を試飲して頂きました。
また、OZONEの太田様、木村様、取締役中田様にも来て頂きました。中田様は急須を自分で造られるくらいのお茶好きだそうで、お話をうかがっているうちに私も急須作りにチャレンジしたいと思いました。

4日の夜、妻にパークハイアット東京からの夜景を見せたくてTEIBAN展が終わってから41階ピークラウンジ&バーに行きました。満席でしたので52階ニューヨーク グリル&バーで、ジャスの生演奏と最高の夜景が見える席に案内して頂き、パークハイアット東京での夜のひとときを満喫することにしました。周りは外国の人が7割でオシャレにグラスを傾け、皆が素敵な時の流れに身体を任せているようでした。そのあとでピークラウンジのバーカウンターに席を移動しました。
マネージャーが特別にシェイカーを振って、私達にオリジナルカクテルを作って頂きました。ウオッカベース+日向夏の大和茶カクテルとイチゴ+ヨーグルトカクテルです。カクテルを作る手際の良さ、道具を扱うしぐさはプロの手さばきです、シェイカーを振りグラスに丁度よく注がれる様、カッコいいです。お茶の淹れ方もバーテンダー風にリズミカルにやってみようかと密かに考えました、今後カクテルもチャレンジしたいですね。

パークハイアット東京では「極上の世界」を体験させて頂きました。シンプルな佇まいで何風でもなく落ち着いた雰囲気の中、スタッフがとても気さくで上品なのが印象的でした。
スタッフ皆さんの無駄のない動き、心に響くサービス、これこそが「パークハイアット東京流のおもてなしの心」なのだと思いました。