Author Archive

空中大和茶カフェ/2012

2012.08.13

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

8月9日から12日まで奈良県庁6階展望フロアーで行いました「空中大和茶カフェ」は今年で4回目になります、初回から比べるとメンバーの立ち居振る舞いも向上してきたと思いますがいかがでしたか。

私も司会やお茶を淹れさせていただきました。
緊張もありましたがお客様の暖かい笑顔に包まれて愉しんで行うことが出来ました。
そして、緊張を経験することが私たち自身のブラッシュアップにつながっていくのだと実感します。
前回お越しになったお客様や、大阪農林会館のショップで行っている「粋翠の会」に参加頂いているお客様のお顔も拝見できて心強く思いました。
早くからご予約頂き、わざわざ奈良県庁の展望フロアーまでお越しいただき本当にありがとうございました。
初めてお越しになったお客様も喜んで頂けた様に思います。
「来年もやって下さい、行きますから」と嬉しいお言葉も頂き4年間続けてきてよかったと実感致しました。

このプロジェクトは奈良県庁職員の方が、茶農家の想いを伝える場を作ろうという熱心な働きかけから始まりました。企画構成や予約、設営、当日の裏方などすべて奈良県庁職員のボランティアの方々に支えられ私達は舞台に立たしてもらえたのです。この様な職種を超えた横の繋がりは異例だと思います。そしてこの様な活動は地域に活力を取り戻すとともに、私達のモチベーションにも繋がります。そのように沢山のエネルギーが集まることで皆様に共感して頂けているのではと感じております。

私達は奈良県にも高品質な煎茶が存在することを広めていきたいという目標がありますが、その前に丁寧に「急須で淹れた煎茶の美味しさ」を知って頂く事と、お茶を通して会話する「お茶の間」を提案したいと考えています。
是非ともお茶のある生活、日本の煎茶の文化を再認識して頂ければありがたいと思っております。
                                     井ノ倉光博
                                                           
 

2012/空中大和茶カフェ

2012.08.05

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


空中大和茶カフェのご案内
暑中お見舞い申し上げます。
この夏も空中大和茶カフェで皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
2012
August 9-12
■18:30~ (入替え制)
■奈良県庁展望スペース
◎会 場 : 「空中大和茶カフェ」/ 奈良県庁展望スペース 
               奈良市登大路町30番地
◎日 時 : 2012年8月9日(木)~8月12日(日)  
 
①18:30-19:10
②19:15-19:55
③20:00-20:40
④20:45-21:25
◎内 容 :茶農家による煎茶の真髄を御体験いただけます。
◎料 金 : 1,000円(極上大和茶、お菓子、お茶のお土産)
◎定 員 :各回15名
◎予約制 :EメールかFAXで≪8月7日(火)締切り≫
     ①氏名 ②電話番号 ③希望日時 ④参加人数
     *先着順
     *当日券若干あり(各日当日18:00~県庁屋上にて販売)
◎主 催 :空中大和茶カフェ実行委員会(代表 荻木 茂雄)
◎問合せ :空中大和茶カフェ実行委員会事務局(奈良県庁商業振興課内)
TEL 0742-27-8806
FAX 0742-22-4603
Eメール syogyo@office.pref.nara.lg.jp
■ http://sencha.exblog.jp/   *雨天中止

粋翆の会

2012.06.03

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

初夏ですね。
気持ちの良い日が続きます。
今月の「粋翠の会」は、6月9日です。

このたびの「粋翠の会」は、”新茶”のお披露目となります。
一年に一度、この時期だけの新茶との出逢い。
皆さまに“新茶”を御賞味いただくのを楽しみにしています。
奮ってご参加ください。
***************************************************************
「粋翠の会 水無月」
◇日時:6月9日(土)
1) 13:00~
2) 15:00~
3) 17:00~
◇参加費用:御一人様  3000円
参加ご希望の方は
THE SENCHA TEA ROOM 「煎茶と靴下、そして薬草」①店頭での受付、
thesenchatearoom@gmail.com宛て②メール 
または、③お電話(070-5438-2016)まで、ご連絡お願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
THE SENCHA TEA ROOM
「煎茶と靴下、そして薬草」
大阪市中央区南船場3-2-6
大阪農林会館2F 
TEL:070-5438-2016
http://thetearoom.exblog.jp/
http://www.flickr.com/photos/thesenchatearoom/show/

ありがとうございました!!!

2012.05.11

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このたびの茶摘み体験は皆さまにとっていかがでしたか。
茶業は他の農業と同様に、自然との関わりの中で成立しています。
さらには地域の労働力や資源とが一体となって維持されています。
自然と私たち人間の営みの媒介しているのが農業と言えるかもしれません。
このたびのように皆さんが茶摘みに参加されることは、自然と生産者、そして生活の営みがトータルにつながった状況のように私は感じることが出来ました。
安全でおいしいと感じて頂けるお茶づくりへの想いを一層強く持つことが出来、心から感謝しております。
当日は茶葉の露を取り除き、すぐに蒸してから5つの工程で丁寧に揉み込み、水分を徐々に減らしながら、木綿針のように細くて光沢のある茶葉の形に仕上げました。ここまで要した時間は8時間でした。そして翌日、最終仕上げを行い、やっと完成です。
このように煎茶は複雑な作業工程を経て出来あがります。

今回はイーゼル芸術工房の皆さんが来られて素敵な音楽を畑の中で奏でてくれました。
ミュージックという言葉は、音楽・舞踏・学術・文芸などを司るギリシャの女神ミューズに由来し、「ミューズの恩寵にあずかる人間の営み」を表すギリシャ語のム―シケーが語源であるそうです。音楽もお茶も私たちの営みを豊かにしてくれる点では共通しています。
同時に人と人とのつながりを演出してくれる点でも音楽とお茶とは相性が良いと実感しました。
それらのことから連想して、今回のお茶を「音紡/OTOTSUMUGI」と命名させて頂きました。

手摘み茶園かぶせ作業

2012.04.28

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今年は水分が豊富な上に4月の高温で茶の芽がすくすく伸びております。

5月6日に手摘み茶を行いますが、それまでの準備として7日間被服をします。
茶園にポールを立て黒い被服資材を覆って光合成を抑えるのですが、この作業にかなり手間がかかります。

8月のニ番茶が終ってから5月まで一年間手間を掛けて管理していきます。そうして、茶の葉は甘味を増し、あざやかな緑になるのです。

5月の茶摘みは言わば集大成、一年間で一番綺麗な姿を見せる時と言えるでしょう。
その瞬間を皆様に見て頂けるのは、私にとっても幸せなことです。
そして茶摘みを通じて皆様と触れ合える事が何よりもの楽しみです、心よりお待ちしております。
ティーファーム 井ノ倉

2012/山笑う茶摘み

2012.04.11

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今年も、私どもの茶園での「茶摘み体験」を企画しました。
昨年は雨の中での茶摘みとなりましたが、皆さまからは「これからは煎茶を淹れる度に、茶畑の自然の中で出会った色や香り、音を思い出し、たくさんの事に感謝することになるでしょう」という嬉しいメールも頂きました。
このようなメールやお手紙、雨にもめげずに最後までしっかり収穫して頂いたことに、私の方が恐縮し、感謝の想いで一杯になりました。
そのときのお茶は「雨滴/あめしだれ」と名付けて、お送りさせて頂きました。

今年は春が遅く昨年と同じ様な時期になると思っていましたが、雨が多く水分が充分あり4月の中旬からの陽気がよく暖かくなったので昨年より早く摘採が始まる感じです。
お茶の生育は桜の開花とよく似た特性を持っています。冷たい気温から春の暖かい温度に変わるとスイッチが入り生育が始まります。桜の開花も同じで、春が遅かったのに時期はそれほど変わらず昨年より綺麗な花を咲かせています。
今年は、お茶の品質は昨年より良い様に思います。

“山笑う”とは山の木々が一斉に芽吹いてくる情景を表現した言葉です。
茶の木も元気に萌芽(ほうが)先が開いて伸びた時期です、その生育を見て摘採の適期を判断します。
今年も皆さんに茶畑の香りを愉しんでいただきたいと思います。
日時:5月6日 日曜日 AM7:30~15:00(摘採は午前中)
◇参加費用:4千円(昼食付き)
  *後日、摘んで頂いたお茶を仕上げて、郵送いたします。
◇場所:奈良市月ヶ瀬桃香野カモン谷 (井ノ倉茶園)
*送迎を希望される方は、近鉄奈良駅(AM7:30出発)から月ヶ瀬までの 無料送迎バスをご用意しております。
但し、人数に制限がありますので早めのご予約をお願いします。  
◇お問合せ先:THE SENCHA TEA ROOM 「煎茶と靴下、そして薬草」
        大阪市中央区南船場3-2-6大阪農林会館2F
        TEL:070-5438-2016
◇Mail : thesenchatearoom@gmail.com
お申し込み受付後、参加者の方には詳しい情報をお知らせします。  ※他、何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
      「煎茶と靴下、そして薬草」 TEL:070-5438-2016

2012年3月14日に井ノ倉茶園からティ―ファーム井ノ倉に名称を変更致しました。
ヨーロッパやアメリカでは、近年、日本のお茶に対する関心が高まってるようで、私どもにも問い合わせがあります。
この機会に私自身も心機一転を図ろうとThe Tea Farm Inokuraとさせていただきました。
                              
                                     井ノ倉光博

粋翠の会 弥生 

2012.03.24

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回で5回目になりました。
究極の煎茶を愉しんでいただこうと考えた「粋翆の会」も各回が満席になり、スタッフ一同、心から感謝しております。

この会を通して、私どもが日々、切磋琢磨してつくっているお茶のことをひとりでも多くの方に知って頂き、日頃の生活でも煎茶を愉しんで頂きたいと願っています。


4月の予定は未だ決まっておりませんが、あらためて御案内させて頂きます。
今回も沢山の方が御参加いあただき、本当にありがとうございました。

TEIBAN展Vol 7 in 奈良ホテル

2012.03.13

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


私たちのお茶を通じて、煎茶本来の魅力を広めていこうする「空中大和茶カフェ」がスタートして3年目を迎えました。
このたびは奈良ホテル様のご厚意によりまして、地元奈良ではじめてのTEIBAN展との同時開催になりました。

大勢の方がお越しになり、「継続は力なり」を実感しました。
「空中大和茶カフェ」も、お客様が途切れることなく大変な賑わいでした。
私は「空中大和茶カフェ」に参加出来ず、仲間に申し訳なかったのですが、このカフェは回数を重ねるごとにメンバーのレベルが上がり、このたびも沢山のお客様に煎茶の魅力を伝えることが出来たと思います。

INOKURAのブースにも大勢の方がお越しになり、奈良ホテル様のラウンジでもお使い頂いている「かぶせ煎茶“玉響”」をひたすら淹れておりました。
今回は、御水取りにお越しになったお客様、奈良ホテルのスタッフの方々、県庁職員の方々に、大和茶の魅力を知って頂いたと思います。

この様な私たちの想いを伝える機会をいただき、奈良ホテル様には本当に感謝しております。

寒い中わざわざお越し頂いたお客様、本当にありがとうございました。

T・E・I・B・A・N JAPAN CLASSICO 奈良展

2012.03.05

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

きたる3月12日、奈良ホテルさんの御好意によって、「T・E・I・B・A・N JAPAN CLASSICO 奈良展」を開催させていただきます。
この取組みは、このたびで7回目になりますが、奈良の地場産業がそれぞれの“モノづくり”をブラッシュアップさせて、従来の作り手と使い手の関係ではなくて、その垣根を取り払うことに参画者がベクトルを合わせて、製品と想いに対して社会からの評価を仰ごうとするものです。
「空中大和茶カフェ」では、私達茶生産者が、つくり手の想いと一緒にお茶を振舞います。

INOKURAのブースも出展し、奈良ホテルのラウンジでお使い頂いている「かぶせ煎茶“玉響”」や、その他のお茶もご用意しております。
是非とも奈良ホテルに足をお運びください。
◇日時:2012年3月12日(月) 10:00~18:00
◇場所:奈良ホテル 金剛の間
◇住所:奈良市高畑町1096

粋翠の会 Vol 4

2012.02.27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



2月26日(日)の粋翠の会は、京阪神エルマガジン社・リシェ3月号にTHA SENCHA-TEA ROOM “煎茶と靴下、そして薬草”での12月に行った粋翠の会を取り上げて頂いた効果や、リピーターの方々の予約でいっぱいになりました。
今回お断りさせて頂いたお客様にはたいへん申しわけなく思っています。すでに3月の予約も頂き、ほんとうにありがたく思っています。



常にチャレンジという事で、スタッフが一ヶ月かけて毎回新しいメニューを考えてくれています。
お茶のメニューも、粋翠の他に「かりがね茶“山笑う”」を鍋で再火して香ばしい香りと味を付ける方法を実演しました。本来は湿ったお茶の再利用に有効ですが、自分流の香や味をつける方法として紹介しました。

粋翠の会を通して、お客様どうしや私たちとも親しく話がはずみ“お茶の輪”が広がる、本当にすばらしい事だなーと感じています。

次回の 粋翠の会 ご案内
◇日時:3月20日(日)
   1)12:00  
   2)15:00
   3)18:00
 ◇参加費用:御一人様 3,000円
参加ご希望の方は、The Sencha Tea Room「煎茶と靴下、そして薬草」店頭での受付thesenchatearoom@gmail.com宛てメール または、お店(070-5438-2016)まで、ご連絡お願いします。
     スタッフ一同 みなさまのお越しをお待ちしております