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匠 - TEA FARM INOKURA - Page 2

カテゴリー ‘匠’

石村由起子さん、「くるみの木」とともに。30年の収穫祭

2014.06.06

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奈良や全国のこだわりの品々を提案またカフェレストランを立ち上げられた石村由起子さんのショップ「くるみの木」が30周年をむかえられました。又「秋篠の森」も経営されています。INOKURAの商品はこちらでお取り扱い頂いております。
30年間、沢山のスタッフと人気のお店を維持するという事は大変なご苦労だったと思います。
私も茶業に携わり30年が立ちました、INOKURAがブランドを目刺し5年前に商品化した、かぶせ煎茶「玉響」を一番最初にお取り扱い頂いたのが「くるみの木」石村由起子さんでした。
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その他にも、色々お世話になっております。一番茶の終盤でしたがこのお話を頂き、
喜んで5/31阪急うめだ百貨店での振る舞い茶をさせて頂きました。
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かぶせ煎茶「気宇」とかりがね茶「山笑う」の水出しを用意し、お湯でかぶせ煎茶「玉響」を急須で淹れさせて頂きました。
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暑い日だったので、水出し茶が好評でした。
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その後は30周年パティーが開かれました。
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突然スピーチを指名され、ビックリしました。
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この30周年の記念品にかぶせ煎茶「玉響」をお使い頂きました。
本当におめでとうございます。

THE O DOR テオドー ギョームさんとの再会

2014.05.25

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フランスの高級紅茶専門店「THE O DOR」の社長ギョウム・ルールさんが来日され、「ティーファーム井ノ倉」にお越し頂きました。

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4年ぶりに訪問頂き工場見学と「shop粋翆」でテイスティングして頂きました。

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今年1月にジャパンワールドトライアルでパリに行った時に、ギョウムさんがわざわざ駆けつけって下さり、通じ合うものがありました。言葉は話せないですが、気持ちはすごく伝わります。

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フランスでは日本食ブームで日本茶にも注目があるようです。 テオドージャパン代表の加藤さんのサポートで楽しい時間を過ごさせて頂きました。

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茶園に移動し新芽の状況を見て頂き、茶葉の柔らかと青さを再認識頂きました。

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セレクトギフトの代表も日本茶の魅力に感動頂きました。

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今後ともこの御縁を大切にしていきたいと思っております。

ティーファーム井ノ倉     井ノ倉光博

第43回 日本農業賞 受賞

2014.01.31

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全国農業協同組合中央会とNHK主催の「日本農業賞」の審査がおこなわれ、優秀賞に「ティーファーム井ノ倉」が選ばれました。
ご協力頂いたJA様はじめ各関係機関の皆様方には大変お世話になりました。 この賞に恥じないよう 精進していきたいと思います。
http://www.zenchu-ja.or.jp/food/prize/winner43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140131/k10014925991000.html
                                     井ノ倉光博

2013 パークハイアット マスターズ オブ フード&ワイン

2013.09.08

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http://m.youtube.com/watch?v=-93-_TO8Z1U&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3D-93-_TO8Z1U
全世界のパークハイアットでおこなわれている美食の祭典「Masters of Food and Wine」
パークハイアット東京では、6月20日-21日に日本で初めてとなるツアーが奈良で行なわれました。
それぞれの国や地域の食文化に触れ、シェフやソムリエつくり手と交流し、お客様に何かを感じ取って頂く事を目的とした企画です。

一年前にお話を頂きこの様な大きな企画を進めるにあたりかなりの不安ががりました。パークハイアット東京のスタッフの方との本番を想定したシュミレーションも行いました。奈良スタッフとして、くるみの木石村さん、奈良町宿藤岡さん、京富さん、玄さん、樫舎さん、TUJIMURAさん、県庁職員さん、一丸となり「奈良」でおもてなし、とてもいい経験をさせて頂きました。















                            ティーファーム井ノ倉
                       撮影 : パークハイアット東京

水野博司さんと井ノ倉

2013.03.31

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二年前にアップした「水野博司さんとの出会い」が井ノ倉ブログトップであることから、
水野さんの人気と急須に興味がある方が多いことが分かります。

今ではこの急須が私達の相棒です。
二人までなら小急須が残然淹れやすいです。
いつも使っているので、これからお茶の摘採時期が始まるので、
水野急須は小休憩ということでメンテナンス。
食品用の漂白剤に一日付けてお茶のアクを取ります。
注ぎ口の部分は急須用のブラシで中性洗剤を使って磨きます。
しっかり洗いそして熱湯に漬けて下を向けて乾かしておきます。
ついでにお茶碗や湯冷ましも綺麗にしてあげます。
お茶時期になると工場でお茶を淹れますが、その時は欠点が出ないか検査するのです。熱湯で水色と味を見ていきます、色が赤く濁ったり、渋味が出ないかを注意します。その時に使うのは工場用急須かステンノ網で救います。やはり、お茶は静かな所で落ち着いて飲むのが一番です。
冬にCMでも使われた水野さんの急須、あまりメジャーになってほしくないのは私だけでしょうか。

洗って綺麗に並べて、また手にとって眺めてみる。
最近急須を見るのが好きな事に気付きました。
急須もお茶と一緒で、二つとして同じものではなく、それぞれに顔があり可愛いのです。
お茶の間には器、急須があるから心が安らぐのかも分かりません。
ティーファーム井ノ倉オリジナルで、作って頂いている小2人用と中5人用の急須、
土は愛知県知多半島(柔らかい土)と、滋賀県信楽(荒いプツプツの風合い)と、岐阜東野地方(固い)の土をブレンドし何回も何回も繰り返し土を漉して滑らかな土を作り、丁寧に丁寧に作られた急須です。1,250度の高温で焼かれているので非常に固く蓋を閉める時の音がとても綺麗です。1ミクロン単位で創られた隙のない仕上がりの美しさは完璧です。
形は少し平たく茶にお湯を注いだ時の茶葉の広がりが分かりやすく、とても持ちやすくお湯切れがいいです。こだわって作られている所は、お茶を注ぐ時急須から出るお茶が、清水の様に細く、湧水が注がれていく様なイメージを持って創られています。蓋の先は橋の欄干(キボウシ)をイメージし、とても上品です。
又茶こしの穴を細かくしてもらったのに湯切れがいいのは企業秘密です。
そして釉薬を使っていないので、渋みを取ってくれ、お茶が格段に美味しく入ります。
まだすごいのは、使いこんでいくと素朴な土の光沢が出て深みのある風合いが出てきます。
まさに水野さんの優しさが伝わる作品です。
<陶歴>
1979中日国際陶芸展入選 1980日本伝統工芸展入選 中日国際陶芸展入選 イタリア・ファエンツァ国際陶芸展選抜出品 1982日本クラフト展入選 中日国際陶芸展入選1983日本クラフト展入選 1985日本クラフト展クラフト賞受賞 金沢国際ゼザインフェア佳作受賞 1989国際陶磁器美濃‘89入選 1990伊丹クラフト展入選 1992国際陶磁器美濃‘92入選 日本工芸展招待出品 1993工芸都市高岡‘93クラフトコンペ入選 2005工芸都市高岡‘05クラフトコンペ入選国際陶磁器美濃‘92入選 1993工芸都市高岡‘93クラフトコンペ入選 2005工芸都市高岡‘05クラフトコンペ入選クラフトコンペ入選 2005工芸都市高岡‘05クラフトコンペ入選日本のクラフト・手・もう一つの生活展にてクラフト・センター賞受賞東海伝統工芸展 6回入選その他各地にて個展、グループ展
陶房 博司   水野博司

急須職人水野博司さんとの出会い

2011.01.19

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私は道具が好きです。良いお茶を作るためには優れた道具が必要です。
お茶の栽培管理機から茶刈機、製造機械まですべてが私にとっての信頼できるパートナーです。
私たちが大切に育て丁寧に製造したお茶を、美味しく飲んで頂くために欠かせない道具は、もちろん“急須”です。
十年前に父親から経営を譲り受けてから、量産経営から良質茶生産に取り組み、「平成十五年奈良県茶品評会一等農林水産大臣賞」、「平成十六年関西茶品評会一等農林水産大臣賞」受賞したのを切っ掛けに、極上茶の淹れ方にも興味を持ちはじめました。
正直に言って、生産はしていても淹れ方は人に教えられるレベルではなかったのですが、平成一七年に日本茶インストラクターを取得し、色々な場でお茶を淹れる機会が増えたこともあって、自分なりの美味しい淹れ方を会得したと思っております。
そして、さましたお湯を注いだ時にしっかりと茶葉が広がり又注ぎやすく最後の美味しい所のお湯が残らない“急須”の重要性に気づきました。それも最近よく見られるようになったステンレスの腰編みが浮いたタイプではなく、手作りの陶器の茶こしがある“急須”です。
以前から井ノ倉茶園の“極上かぶせ煎茶”をお求め頂いている御客様からどのような急須が良いのか、又良い急須はなかなかありませんねという声を頂いておりました。
昨年、質感の良い急須を見つけ、その作家、常滑焼の第一人者「水野博司」さんに思い切って電話をしてみました。おそるおそる切り出したのですが、とても優しい口調で、いつでもお越しくださいとのことで、急須職人としてもお茶生産者の意見もお聞きしたいと言う言葉を頂き大変うれしく、さっそく愛知県常滑市に向かいました。

お会いすると想像通りの優しい方でご夫婦仲良く自分のリズムでお仕事をされていました、そしてすごく研究熱心で、各茶産地を回り生産者の話を聞き、イベントで各地に出向いては、気になる急須を買い使ってみて研究するそうです、最後には半分にカットして、その断面と自分の急須とを比べるそうです。
現在六一歳ですが良い急須を作るためにチャレンジされています。何回かお邪魔し又水野さんも、奈良に来て頂くようになりました。
私はかねがね理想の急須を探しておりましたので、これから進めていく井ノ倉茶園のプレミアム商品として、オリジナル急須を頼んでみました。
そうすると快く引き受けて頂き約一ヵ月半かけて完成、2011/01/15念願のオリジナル急須を自宅まで水野さん直直に持ってきて頂きました。
さっそく極上かぶせ煎茶を淹れました、思ってた通り抜群に使いやすく上品な細いお湯を注げます。

その急須は二人用と五人用の二種類です。
土は愛知県知多半島(柔らかい土)と、滋賀県信楽(荒いプツプツの風合い)と、岐阜東野地方(固い)の土をブレンドし何回も何回も繰り返し土を漉して滑らかな土を作り、丁寧に丁寧に作られた急須です。1,250度の高温で焼かれているので非常に固く蓋を閉める時の音がとても綺麗です。1ミクロン単位で創られた隙のない仕上がりの美しさは完璧です。
形は少し平たく茶にお湯を注いだ時の茶葉の広がりが分かりやすく、とても持ちやすくお湯切れがいいです。こだわって作られている所は、お茶を注ぐ時急須から出るお茶が、清水の様に細く、湧水が注がれていく様なイメージを持って創られています。蓋の先は橋の欄干(キボウシ)をイメージし、とても上品です。
又茶こしの穴を細かくしてもらったのに湯切れがいいのは企業秘密です。
そして釉薬を使っていないので、渋みを取ってくれ、お茶が格段に美味しく入ります。
まだすごいのは、使いこんでいくと素朴な土の光沢が出て深みのある風合いが出てきます。
まさに水野さんの優しさが伝わる作品です。
この急須を「急須で淹れる煎茶の愉しみ」井ノ倉茶園のマークにさせて頂いております。

<陶歴>
1979中日国際陶芸展入選 1980日本伝統工芸展入選 中日国際陶芸展入選 イタリア・ファエンツァ国際陶芸展選抜出品 1982日本クラフト展入選 中日国際陶芸展入選1983日本クラフト展入選 1985日本クラフト展クラフト賞受賞 金沢国際ゼザインフェア佳作受賞 1989国際陶磁器美濃‘89入選 1990伊丹クラフト展入選 1992国際陶磁器美濃‘92入選 日本工芸展招待出品 1993工芸都市高岡‘93クラフトコンペ入選 2005工芸都市高岡‘05クラフトコンペ入選国際陶磁器美濃‘92入選 1993工芸都市高岡‘93クラフトコンペ入選 2005工芸都市高岡‘05クラフトコンペ入選クラフトコンペ入選 2005工芸都市高岡‘05クラフトコンペ入選日本のクラフト・手・もう一つの生活展にてクラフト・センター賞受賞東海伝統工芸展 6回入選その他各地にて個展、グループ展

陶房 博司   水野博司

全国茶品評会で1等 農林水産大臣賞 受賞

2010.11.19

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この度、普通煎茶10kgの部において、栄えある農林水産大臣賞を受賞できましたことを大変光栄に思います。
全国茶品評会とは、お茶日本一を決める大会です.
このたびは20都府県から823点の出品がありました。
その中でも「煎茶10kgの部」は、全国の茶農家の精鋭が集い競い合う最も競争が激しい部門なのですが、そこで一等賞を受賞することができました。
また奈良県のお茶が続続と上位入賞し、その結果、産地賞を獲得することが出来たことは、この上ない喜びです。
今回の出品につきまして、たくさんの方々にお世話になったこと、本当に感謝しております。
奈良のお茶は今までは知名度が低かったのですが、これをきっかけに“大和茶”が少しでも市場に出ていくことが出来て、多くの方から「美味しい」と言ってもらえるように、さらに精進してお茶づくりに取り組んでいきたいと思います。

3年前から大会への出品をめざして、茶の木を深く刈り、目立ちの荒い手摘み用の茶園を仕立てました。
シッカリした根を育てるために、有機栽培で土作りに取り組み、さらに茶園の負担を減らすために、年に1度しか茶葉を摘み取らない栽培を行ってきました。
摘採の10日前からは、旨味を最大限に引き出すために被服資材を30aの茶園に覆います、これが大変な作業で風が吹いては外れてしまうの繰り返しで何回もやり直しました。
今年の5月8日、120名の方に御協力頂き、早朝から1芯2葉の手摘みで、78kgを半日かけて摘み取って頂きました。
30aの畑で良い芽だけを一つ一つ摘み取る作業は本当に過酷な作業ですが、大人から子供まで自分の事の様に頑張って頂き、綺麗に摘み取ることが出来ました。
そうして摘み取られた78kgの茶葉が製茶の工程を経ると15kgになります。その茶葉を精製し再乾燥することでさらに旨味が引き出されます。
このようにして出品茶を作りました。
出来上がったお茶の外観はスッキリとした冴のある深い緑色で、その形を例えると木綿針の様に細く、堅く、“つるーん”と光っていて、全体の長さが揃っています。
これこそが、私のイメージする芸術品のような茶葉の佇まいなのです。
水色(すいしょく)は透明感のある黄金色で、香気は甘さの中に爽快な若芽の香りがあります。
味は、ふくよかな旨味の中に上品さがあります。
是非、ひとりでも多くの方に日本人が培ってきた煎茶の魅力をお伝えできればと願っています。